狭小住宅を建てる、地盤をチェックしておきましょう。
軟弱な地盤では建物を支えられません。 入念に広告をチェックしたあなたは、これはと目をつけた物件を見るために
現地へと足を運びます。そこでは当然、自分が買おうとしている物件や局囲の環境に目がいくでしょう。
それらをしっかり見極めることはもちろん大切です。 でも、その前に知っておきたいのが地盤の重要さです。
狭小住宅を含む一戸建ての欠陥住宅の原因が30%ぐらいは、地盤が原因と言われています。
地盤は目に見えにくく、非常にチェックしにくいところかもしれませんが、狭小住宅で希望する人は、
まず地盤に関する基本的な知識を覚えておきましょう。 建物はすべて地盤の上に乗っています。
いくら頑丈にできた建物でも、それを支える地盤がしっかりしていないとしたら元も子もありません。
建物の重さを地盤が支えられなかったら、自然の原理で建物は沈んで行くのは当たり前です。
やっと見つけた土地であっても、あせってはいけません。 よくあるのは建物が不揃いに沈んでいく不同沈下というケース。
いったん不同沈下が始まると、桂や梁も垂直や水平が保てなくなり、建物がゆがんでいきます。
そうなると建具もスムーズに動かなくなる、床が傾く、外壁にひびが入る。すきま風が入り、雨水が浸入する。
基礎もひび割れて、ついには中の鉄筋が折れてしまう。こうなるともう住める家ではありません。
狭小住宅の地盤を調査
外から見ると地盤は、どれも同じように見えるますが、しかしその中身は千差万別です。
全く問題がないしっかりした地盤もありますが、なかには木造住宅でも支えきれない軟弱地盤もあるのです。
しかも新築のときはまるで変化が見られなくても、1年2年と経つうちにだんだん沈みはじめるから怖いのです。
あなたが狭小住宅を建てようとする土地が、昔沼であったり、湖であったこともなくはありません。
その地域に住んでいるお年寄りや、町の公民館や土地の歴史を調べてみましょう。
しかし軟弱地盤に建った家がすべて危ないのかといえばそうではありません。
あとで述べるように、地盤や基礎への対処のしかたで安全な狭小住宅ができるのです。
そのためには建てる前に、その地盤を調べておく必要があります。狭小住宅を建てる上で
出きる地盤の調査方法に、スウェーデン式サウンディング調査という比較的簡単にできる調査方法があります。
先端がスクリュー状になった鉄棒に荷重を加えながらねじ込み、その抵抗から地盤の強度を測るものです。
鉄棒が入っていくようならとんでもないですね。これを適当な間隔で行います。先の阪神大震災以降、
狭小住宅を建てる際には、この方法で地盤を調査すると良いでしょう。
しかし狭小住宅を建てる際には、これが徹底されているわけでは決してありません。
まして完成した物件を売る建売住宅では、間違いなく省かれてしまうように感じます。
分譲でも建築条件付きなど「青田買い」の場合なら、必ず地盤調査をやってもらうようにしましょう。
完成物件なら調査をやったのかどうかを確認してください。
狭小住宅を建てようとする土地
狭小住宅を建てようとする土地が、水とは関係なくても、以前はコンクリートの大きな建物があった
などという場合も要注意です。 コンクリートの建物は深く基礎を掘って造りますから、
壊したあとに土を埋め戻さなくてはなりません。その結果、狭小住宅を建てようとする土地の地盤が
きちんと固められていない可能性があります。 周辺の家の様子にも目を向けましょう。
ブロック塀が倒れていたり、外壁や基礎にひび割れがないかどうか。
これらが不同沈下によるもので、軟弱地盤のシグナルを発しているのでは、と一度疑ってかかるのです。
狭小住宅を建てようとする土地に着いたら、歩き回って、周辺を探索あるいは「聞き込み」 を
してみることをお勧めします。 古い地図からも地盤について知ることが出来ます。
狭小住宅を建てようとする土地の地盤の「素性」を知るもうひとつの方法は、古い地図を見ることです。
図書館で何十年も前の地図を探してください。そうすればその狭小住宅を建てる物件が建っている地盤が、
もとはどんな土地だったのかがわかります。
その他、国土地理院発行の「土地条件図」で低地、盛土などの情報が得られます。
また東京都、神奈川県、埼玉県などでは震災時に被害が予想される液状化地帯を示した地図を発行していますので
東大阪市でも確認してみてください。一度ご覧になってみてはいかがでしょう。
その他、地名からも軟弱地盤を推測することができます。 その町全体がというわけではありませんが、
水に関係のある地名には要注意です。
狭小住宅を立てようとする土地が見つかってもを建てるのを避けるべきです。
いくら狭小住宅を建てようとする土地がお買い得であっても、
その先には「暮らす」と言う 最大のテーマが控えていることをお忘れなく。
狭小住宅を建てる際には傾斜地では擁壁工事がポイント
狭小住宅を建てる際には傾斜地では擁壁工事がポイントです。
では盛土は絶対に避けなければいけないのか、というとそうではありません。実際固い地盤だけを探していけば、
家を買うことなどできないかもしれません。それぐらい最近では強硬な地盤だったところは少ないのです。
傾斜地ではなくても、もと湿地だったところなどは結果的に盛土して造成をします。
あなたが狭小住宅を建てようとする住宅がそういう地盤であってもきちんと造成し、さ
らに適切な補強工事を行え問題ありません。 傾斜地の場合は、擁壁がきちんと作られているかがポイントになります。
擁壁工事などについては「宅地造成等規制法」によって工事基準が決められていますが、
自治体によってはこの法律よりも厳しい基準を設けています。
盛土や切土など地盤に応じて 適切な高さ、勾配の擁壁を作り、排水溝や水抜き穴をきちんと設けなければなりません。
休みの雨の日に家族そろってあなたが購入しようとする家に行って、
水抜き穴などの排水の善し悪しをチェックしておきましょう。
また自治体の担当部署に、法律に基づく開発許可をとって工事をしているのか、
完了検査をパスしているのかを確認してください。
大事なことですので、念には念を入れて行ってください。
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